Windowsを起動したとき、突然「Microsoft Defender Antivirusがオフになっています」という通知が表示されることがあります。
ウイルス対策が無効になったのではないかと心配になりますが、2026年8月以降、この通知が誤って表示されるMicrosoft Defenderの既知の問題が発生していました。
Microsoftによると、この問題では通知が表示されていてもMicrosoft Defender Antivirus自体は有効で、正常に動作しています。
現在はMicrosoft Defender Antivirusバージョン4.18.26080.4で解決されています。

どのような症状が発生する?
Microsoft Defender Antivirusの更新後、Windowsの起動時やその後断続的に、Defenderが無効になっていることを示す通知が表示される場合があります。
特徴的なのは、Windowsセキュリティなどで確認するとDefenderは有効になっており、正常に動作している点です。
さらにMicrosoftによると、この誤通知はWindowsの通知設定をオフにしていても表示される場合があります。
まず本当にDefenderが無効なのか確認する
今回の既知の問題では誤通知の可能性がありますが、「Defenderがオフ」という通知をすべて無視してよいわけではありません。
まずWindowsセキュリティを開き、実際の保護状態を確認してください。
- スタートメニューを開く
- 「Windows セキュリティ」を検索して開く
- 「ウイルスと脅威の防止」を開く
- Microsoft Defender Antivirusの状態を確認する
リアルタイム保護などが有効で、Windowsセキュリティ上でも正常と表示されている場合は、今回の誤通知問題に該当している可能性があります。
対象となるWindows
この問題はWindows Server 2025だけの問題ではありません。
Microsoftは次のWindowsを影響対象として公表しています。
- Windows 11 26H1
- Windows 11 25H2
- Windows 11 24H2
- Windows 11 23H2
- Windows 10 22H2
- Windows 10 21H2
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows Server 2025
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
つまり、最新のDefender更新プログラムを使用している幅広いWindows環境で発生する可能性がありました。
原因はMicrosoft Defenderの誤通知
この問題ではMicrosoft Defender Antivirus自体が停止しているわけではありません。
Microsoftは、Defenderが正常に機能し、設定上もアクティブと表示されているにもかかわらず、「Microsoft Defender Antivirus is turned off」という通知が表示される問題として公開しています。
そのため、通知だけを見てDefenderを再インストールしたり、設定を大きく変更したりする前に、実際の保護状態を確認することが重要です。
対処方法:Microsoft Defenderを最新状態にする
Microsoftは2026年9月17日に、この問題を修正したMicrosoft Defender Antivirus更新プログラムを公開しました。
修正版のバージョンは次のとおりです。
Microsoft Defender Antivirus
Version 4.18.26080.4
このバージョン以降へ更新することで、誤通知問題は解決されています。
基本的にはWindows Updateなどを利用して、利用可能な最新のMicrosoft Defender更新プログラムを適用してください。
Defenderのバージョンを確認する
WindowsセキュリティからDefenderのバージョンを確認できます。
- 「Windows セキュリティ」を開く
- 画面左下の「設定」を開く
- 「バージョン情報」を開く
- マルウェア対策クライアントのバージョンを確認する
4.18.26080.4以降になっているか確認してください。
通知だけを見てDefenderを無効化しない
今回の問題で特に注意したいのが、警告通知を見て「Defenderがおかしくなった」と判断し、Defender自体を無効化してしまうことです。
Microsoftが公表している問題では、通知が間違っているだけでDefender自体は正常に機能しています。
そのため、まず実際の保護状態とDefenderのバージョンを確認してください。
サーバーで発生した場合
Windows Server 2025、2022、2019なども影響対象です。
複数台のWindows Serverで同じ時期から「Defenderがオフ」という通知が発生した場合、個々のサーバー障害だけでなく今回の既知の問題も確認すると切り分けが早くなります。
特にDefenderのサービスや保護状態が正常にもかかわらず通知だけが表示される場合は、Defenderのバージョンを確認してください。
4.18.26080.4以降でもDefenderが本当に無効な場合
最新バージョンへ更新してもWindowsセキュリティ上でDefender自体が無効になっている場合は、今回の誤通知問題とは別原因の可能性があります。
その場合は、他社製ウイルス対策ソフトの有無、Defenderサービス、グループポリシー、組織のセキュリティ設定などを確認する必要があります。
現在のMicrosoftの対応状況
2026年9月25日時点で、この問題はMicrosoftによって「Resolved(解決済み)」となっています。
2026年9月17日に公開されたMicrosoft Defender Antivirusバージョン4.18.26080.4で修正されています。
まとめ
「Microsoft Defender Antivirusがオフになっています」という通知が表示されても、必ずしもDefenderが停止しているとは限りません。
2026年に発生した既知の問題では、Defenderが正常に動作しているにもかかわらず誤った通知が表示されていました。
まずWindowsセキュリティで実際の保護状態を確認し、Microsoft Defender Antivirusを4.18.26080.4以降へ更新してください。
通知だけを見てDefenderを無効化したり再インストールしたりせず、「通知」と「実際の保護状態」を分けて確認するのがポイントです。



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